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香港・深圳の両空港を結ぶ海底高速鉄道の計画New

香港・深圳両政府が検討中の「香港・深圳メトロポリス構想」が、今年には進展を見せるかもしれない。
特に8月に香港政府系シンクタンクの智経研究センター(ボヒニア・ファンデーション)が報告した、香港国際空港(チェクラプコク空港)と深圳宝安空港を直通高速鉄道約17分で結び、「スーパーハブ空港」とする構想は、両市の結びつきをより深いものにするとして歓迎された。両空港は国際線、国内線で役割分担し、高速鉄道によって事実上の一体化を目指すという。
曾蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官が07年10月に発表した施政報告に盛り込んだ香港と深圳の両空港を鉄道で結ぶ構想(香港空港から屯門、および深圳の蛇口へ2つの海底トンネルを経て深圳空港に全長約50kmで直結)は、08年初めにも具体的計画が決まる模様だ。香港・深圳の両空港にチェックインカウンターを相互に設け、バス、フェリー、鉄道で結ぶなど一体化を推進する。香港空港管理局(HKAA)の馮国経(ビクター・フォン)主席は香港国際空港の発展戦略について、深圳宝安空港を第3滑走路として活用するなどの連携も提唱している。実現すれば華南の航空・物流が大きく動きそうな巨大プロジェクトだ。
深圳市蛇口のフェリーターミナルでは05年11月から香港空港出発便のチェックインが可能となったが、テーマパークなどがある華僑城の御景東方商住複合施設にもチェックインカウンターが設置され、香港空港まで直行バスが運行された(07年12月6日付『香港商報』)。同カウンターは、深圳と香港の両当局が合意済である深圳湾公路大橋の深圳側に建設する商業エリア「前海センター」に香港空港のカウンターを設置するまでの代用となる。ほかにも深圳各地にチェックインカウンターを設置する計画だ。
一方、深圳空港も香港にチェックインカウンターを設置している。07年9月末に香港マカオ・フェリーターミナルに設置されたカウンターでは、深圳発の便に搭乗する旅客は搭乗手続きを済ませた後、フェリーで深圳福永港に向かい、深圳空港で直接搭乗できる。また10月末にはMTRエアポートエクスプレス九龍駅にも設置され、香港から深圳空港に向かう初の越境直行バスが運行(深圳湾公路大橋を経由、75分)を開始した。更に香港空港内にも設置すべく協議を進めているという。