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国際的なソフトウェアのアウトソーシング業、企業数も拡大

 深センのソフトウェアおよびITのアウトソーシング事業を行う企業の一部は非常に早いスピードで事業を拡大しており、その経営規模と技術は国内の同業界でもトップクラスにある。
 深セン市科信局、貿易工業局、発改局などの部門は近年、ソフトウェアやITのアウトソーシングを重点事業として重視しており、制度面や人材育成、資金援助面にも力を入れている。

 深セン市ではIT、金融、物流などの方面で、国際的なアウトソーシング業務の受け入れに良好な環境を備えている。現在、深セン市の30数社がすでにソフトウェアのアウトソーシング業界に進出しており、代表格にあたるIBM深圳全球服務執行センターを除いても、福瑞博徳、正陽、鵬開、大展、易思博など業界を牽引する優秀な企業が顔を揃えている。市関係部門のデータによると、2006年10月までの9ヵ月間、深圳市におけるソフトウェア・アウトソーシングの生産額は2,500万米ドルを超え、前年同期比25%増だった。

 ソフトウェアのアウトソーシングを発注する側として、最も重視するのは受注側の規模とレベル、成熟度である。アウトソーシング大国のインドと比較した際、中国企業は人的コストや規模の面で劣勢が見られる。国際的な知名度アップのため、深圳の企業もこれらの点を早い段階で克服する必要がある。
 深圳市の企業で初めてCMMI(※)のレベル5を取得した福瑞博徳の関係者は、同社が進める世界市場を視野に入れたプロジェクトの例として、FTベンチャーズからの2,000万米ドルの融資を背景に、ヨーロッパを代表する有数の銀行であるCredit Suisse(クレディ・スイス)からソフトウェア開発のアウトソーシング業務を引き受けたことを明かしている。
 
※ソフトウエア開発のプロセス改善における指標。開発の進捗やその成果が文書等を使ってどれだけ目に見える形で管理されているかを1~5のレベルで評価するもの。