華為公司が日本進出、イー・モバイルに基地局を提供
中国最大の通信機器製造大手の華為技術有限公司(Huawei Technologies、以下華為)は19日、日本のADSL回線事業者イー・アクセスの携帯電話子会社イー・モバイル向けに中国初のサプライヤーとして関連機器を提供する、と発表した。
日本の第3世代(3G)携帯電話市場は世界最大規模で、イー・モバイル社では準備段階にある移動体通信事業のために資金3,500億円を投資している。
華為はイー・モバイル社向けに、3Gの高速データ通信技術「HSDPA」を搭載した約20キログラムの画期的な小型基地局を開発し、まず札幌および仙台への設置を予定している。イー・モバイル社は今年3月、東京・大阪・名古屋の基地局およびコア・ネットワーク設備事業者としてスウェーデンのエリクソン社を選定しており、残る地域を華為とエリクソンのどちらが担当するか、今後検討していくという。
今回、イー・モバイル社では華為を選んだ理由として「技術力」を挙げている。基地局は通常、数トン規模の大型施設だが、華為では超軽量化を実現する高い技術を備えているという。
華為の任正非CEOは今回の事業提携について、「当社にとって大きなチャンス。重要な一歩を踏み出したと認識している」と述べ、日本での本格的な事業展開に意気込みを見せている。


